それから、それから。
俺と康介は俺の家………改め俺達の家へと揃って帰って来た。
「荷解き明日にしようぜ。」
「うん。お手伝いしてくれる?」
「する。」
飯は帰りに食って来たから、後は風呂入って寝るだけ。
お手伝い要請には我ながら元気なお返事をすれば、康介はケラケラと笑いながら良い子だねと頭を撫でて褒めてくれた。
そのまま甘えるようにキスをすれば、頭を撫でながら康介の方から舌を絡めてくれる。
可愛い、嬉しい。
「んっ、お風呂、は?」
「入る。けど、風呂だけ?」
下唇をひと舐めして離れながら、強請る。
恋人になった途端、手が早いと言われればそれまでだが、それでも俺だって男だしヤリたい。
敢えて興奮気味の俺を押し付ければ、康介は顔を赤くしながらも、膝で柔く刺激してきた。
「何がいい?」
「お前。」
クッサイ、バカップルみてぇな言葉。
でもそんなアホみたいな言葉に二人共興奮して、じゃれ合いながら風呂場に向かう。
そうなったら、ヤることなんて一つだ。
風呂場でじゃれ合いって言うには濃厚なことヤって、身体を拭く暇も惜しいとばかりに濡れたままベッドに縺れ込む。
「明日また行かなきゃなんだから、手加減してね。」
「それは約束出来ねぇな。俺、男に対しては童貞だしな。寧ろ甘やかせよ。」
噛み付くようにキスをして、ホント馬鹿みてぇな理屈を捏ねる。
仕方ないなと呆れたような康介の笑い声は、やがて甘やかな嬌声へと変わっていった。
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